国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は6日、イングランド・プレミアリーグを中心に外国人オーナーが欧州クラブを所有することについて「現状には問題点がある。欧州サッカー連盟(UEFA)は欧州連合(EU)と協力して規則を厳しくする必要がある。さもなければ将来的に財政難に直面するだろう」と話した。

 同会長は「サッカーウエアを買うかのようにクラブが売買されている」と不快感を示し、「的確なコントロールが必要」と訴えた。

 2016年から欧州選手権の出場チームが現行の16から24に増えることには「(53の)UEFA加盟国のうち半分近くが本大会に出場できるのはばかげていると思う」と述べた。