アラブ首長国連邦(UAE)の銀行最大手、エミレーツNBDは6日、才能ある世界の若手サッカー選手の育成を目的とした新たな投資ファンドを設立すると発表した。オイルマネーで発展を遂げたドバイの金融機関が、2兆円産業ともいわれるサッカーへの投資に乗り出した。
同行の発表やAP通信によると、ファンドはアフリカや南米、極東を中心とした地域から当初30人程度の若い選手を募り、トレーニング費用や給料などを支出。選手の登録料や肖像権などを、主に欧州のクラブチームに売却することで利益を得る。
イングランドの強豪クラブチーム、リバプールで活躍したサッカー評論家アラン・ハンセン氏らがアドバイザーとして、選手選びに協力する。
AP通信によると、同行は初期投資として2000万ディルハム(約5億3000万円)を支出。今後、約150億円の資金を集めることを目指す。
同行幹部は「成功のカギは“次のベッカム”を発掘するにあるのではなく、有能なプロ選手を安定して出し続けることにある」と説明した。


