<スコットランドリーグ:セルティック2-1ダンディーU>◇12日◇グラスゴー

 セルティックは優勝戦線に生き残った。1歩も引けない重圧がかかる試合で中村俊輔は先制点をアシスト。「確実に勝つことが大事だった。セットプレーで点が取れたのが大きかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 苦しい試合展開を強いられていた前半22分の右CK。中村がけった正確なボールはきれいな弧を描き、ゴール前のルーベンスが頭で合わせた。ゴールの瞬間、約5万7000人の観客は総立ちで喜んだ。その後もCKから何度も好機を演出した。

 右脚の付け根を痛めており、この日も痛み止めの薬を服用してプレーした。満身創痍(そうい)の状態でもピッチ狭しと動き回った。「みんながんばって守っていたから」と周囲の頑張りに触発され、守備でもスライディングでボールを奪うなど勝利への執念を見せた。

 宿敵レンジャーズとの優勝争いは、残り2試合と大詰めを迎えた。緊迫感漂う試合を戦い抜くために「けがが少しでも良くなるようにマッサージや針での治療を行う」と余念がない。4連覇に向けて最後まで自身の体にむち打つ覚悟だ。

 [2009年5月13日10時15分]ソーシャルブックマーク