ブンデスリーガが7日、フランスリーグが8日に開幕する。優勝の行方とともに、日本選手の活躍に注目したい。

 ▽ブンデスリーガ

 MF長谷部誠が所属するボルフスブルクは昨季に初優勝し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)も見据えてナイジェリア代表FWマーティンスを補強した。グラフィチとジェコの強力2トップも手放さず、フェー新監督に連覇を十分狙える戦力を用意した。昨季出場の多かった長谷部も新監督の下でアピールが必要だ。ボーフムのMF小野伸二は、まず故障のないシーズンを送りたい。

 優勝争いは、MFリベリーを引き留めドイツ代表FWゴメスを獲得したバイエルンが1歩リードしている。

 ▽フランスリーグ

 リヨンの8連覇を阻んだボルドーは、フランス代表MFグルキュフを軸に完成度が高い。ストライカーのベンゼマを放出したリヨンは覇権奪還が難しそうだ。

 グルノーブルに移籍したMF松井大輔はチームにとけ込めるか。レンヌに加入のMF稲本潤一は、G大阪時代に指導を受けたアントネッティ監督の存在が心強い。(共同)

 [2009年8月3日16時37分]ソーシャルブックマーク