退団が確実とみられていたマンチェスターUのイングランド代表FWウェイン・ルーニー(24)の逆転残留が、22日に決まった。クラブが公式サイトで15年まで5年間の契約延長を発表した。ルーニーはファーガソン監督との確執などから、一時は退団の意向を表明していたが、最後は同監督とクラブの説得に応じた形となった。

 ルーニーは公式サイトで「新契約にサインできてうれしい。この2日間、監督やオーナーと話した。このクラブこそ僕がいるべき場所だと説得してくれた」とコメントを発表した。ファーガソン監督からも残留を喜ぶコメントが出された。

 20日までは、ルーニー側とマンチェスターU側は完全に決裂したとみられていた。だが、21日にクラブのジルCEO、ファーガソン監督、ルーニーの代理人の3者による話し合いが行われ、事態が急転。この日の残留発表となった。

 [2010年10月22日22時16分]ソーシャルブックマーク