サッカーの1954年W杯スイス大会で優勝した西ドイツ(当時)の一部選手に、第2次大戦中にドイツ空軍パイロットらに与えられたのと同じ興奮剤が注射されていた可能性があるとの調査結果がこのほど公表された。26日、AP通信が伝えた。

 ライプチヒ大学の調査によると、戦時中にナチス・ドイツが使用したメタンフェタミンが、ビタミンCとして選手に投与された。同大会決勝で西ドイツは3-2でハンガリーを下した。

 [2010年10月27日12時0分]ソーシャルブックマーク