<欧州CL:シャルケ2-1インテルミラノ>◇準々決勝◇13日◇ゲルゼンキルヘン

 第1戦を5-2と大勝していた内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)が、ホームでの第2戦も2-1で長友佑都が所属するインテルミラノ(イタリア)を下し、2戦合計7-3で初の4強入りを果たした。

 内田は普段通り、静かに喜びを表した。

 -試合前のプランは

 内田

 0-0のつもりでやろうと話していた。相手が攻撃的に来るのを受け止めて、失点するにしても遅い時間にと。高校生でもやる普通のことを、普通にやっただけ。

 -インテルのFWエトーと対決する場面が多かった

 内田

 気の抜けない90分だった。縦に来たら付いていき、中に行く時はみんなで守る。周りもわかっているし、組織さえつくれれば守れる自信はある。

 -日本選手初の4強

 内田

 すぐに(続く選手が)出てくるし、そういう質問がなくなれば。日本はもっとやれる、というところを見せないと。

 -次はイングランドのマンチェスターUが相手

 内田

 いい選手がいますね。大変だけど、やるからには楽しみたい。

 -CLでの経験は成長の糧になっているか

 内田

 もちろんこういう舞台で結果を出すことも大事だが、こっちに来て練習からガツガツやって、リーグ戦に出て。そういう積み重ねが僕には大事なんじゃないかと思う。