韓国サッカー協会は21日、ソウル市内で技術委員会を開き、韓国代表の新監督にKリーグの全北で監督を務める崔康熙氏(52)を選出した。韓国協会はW杯アジア3次予選の不振で8日に趙広来監督を解任していた。

 崔監督は韓国代表のコーチなどを経て、2005年に全北の監督に就任。06年のACLを制し、クラブW杯に出場した実績もある。今季は09年に続いて2度目のリーグ王者に輝いた。

 韓国はW杯3次予選B組首位ながら、来年2月29日にホームで行われるクウェートとの最終戦に敗れると、他チームの結果次第で敗退の可能性もある厳しい状況にいる。