ケルンのフーリガンが、15日の地元ダービーでボルシアMGに0-3と大敗後、帰路につく相手サポーターのバスを襲ったことが分かった。17日付のドイツ紙ビルトによると、ベルギーに本拠地を置くファンクラブ『フライングフォールス』のファン20人がバスで国道を移動中、被害に巻き込まれたという。被害者の1人は「ベルギーナンバーの2台の車に追い抜かれた。7人くらい、ケルンのマフラーをして黒のパーカーに口を隠した姿で、発炎筒に火をつけ僕らのバスを攻撃してきた。さらに石も投げ込まれた。運転手はスピードを上げてそこを抜けて警察を呼んだ。僕らはすごい不安にさいなまれた」と話した。ケルンのファングループ取りまとめ役のメンデル氏は「寛容に受け取れることは何もない。犯人はスタジアム入場禁止とクラブ会員からの除外となるだろう」と話していた。