新年に英国王室からナイトの爵位を授与される人々のリストが31日、発表された。

 20年間、英国サッカー界に貢献し、今年5月に引退した元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏(38)と、英国人として77年ぶりにウインブルドン男子単を制したテニスのアンディ・マレー(26)は、まさかの落選となった。

 マレーについてはキャメロン首相が「彼以上に(ナイトに)ふさわしい人間はいない」と発言し、叙勲が確実と見られていた。2人はすでに、最も広範囲に与えられ、最も叙勲数の多いOBE(大英帝国勲章)は授かっている。