サッカーW杯ブラジル大会1次リーグで日本と戦うギリシャのサントス監督が2月28日、アテネで3月5日の親善試合、韓国戦に向けて記者会見し「アジアのチームは欧州のチームとは違う。今回の試合は1つのテスト。どうなるかを見たい」と日本を想定して臨む意向を示した。

 韓国戦には20人を招集。FWミトログルやMFカラグニス(ともにフラム)、DFトロシディス(ローマ)DFパパスタソプロス(ドルトムント)ら主力をそろえた。同27日にはW杯限りでの退任を発表した。監督は「次の監督を決めるために時間的余裕がほしいと言われ、決断した。将来のことは心配していない。200パーセントの力を出してW杯で有終の美を飾りたい」と語った。