左足首を負傷した日本代表MF本田圭佑(27)について、ACミランのセードルフ監督が12日、クラブの公式番組ミランチャンネルのインタビューで、13日カターニア戦(ホーム)の欠場を明言した。 「本田の故障は、もし2日早かったら明日の試合に間に合ったかもしれない。ただ木曜に故障して足首が腫れたので、リスクは負わせない。ここまで本田は一生懸命やってきて、徐々にチームで力を出せるようになってきていたのに残念だ。しかしいいコンディションになって戻って来るだろう」と話した。

 また、会見では本田のけがについて「重傷ではないが、明日の試合には出場できない。足首の捻挫だ」とした。

 3月23日のラツィオ戦で本田が後半9分に交代を命じられ、両手を腰の位置で小さく広げ「Why?(なぜ)」のポーズをしたことについて質問を受けると、「とにかく本田はチャンピオンのメンタリティーを持った選手だ」と説明した。

 また「私との関係はとても誠実だし、性格的にも選手としても好きだ。彼はとてもオープンでこちらの要求によく応えてくれる」とも話した。

 7日のジェノア戦で待望のセリエA初ゴールを決めたことについては「ジェノア戦では最初から100%力を出し切れなかったが、最後に結果を出してくれた。私はとても満足しているし、早く戻って来ることを望んでいる」と話した。