選手兼任でマンチェスターUの暫定監督に就任した元ウェールズ代表MFライアン・ギグス(40)の父ダニー・ウィルソンさん(58)が、息子を痛烈批判した。英サン紙(電子版)が27日、報じた。

 ギグスはかつて弟の妻ナターシャさんと8年間不倫し、妊娠させたことを英メディアに暴露されている。サン紙によると、父ウィルソンさんはそれについて触れ「監督になるには信頼されなければならない。彼が弟にしたことを考えれば、どうして選手たちが彼のことを信頼できるのか」と話したという。

 ウィルソンさんはギグスの母親とはすでに離婚。ギグスは両親の離婚後、母親の姓を名乗ることを選択した。ウィルソンさんは「彼はサッカーの面では尊敬されているかもしれない。だが臆病なマザコンだ」と断言。そして「私は彼が14歳の時に家を出た。確かに妻にとって良い夫ではなかったかもしれない。ただ彼が弟にしたことはもっと最低のことだ。弟は全てを失ったんだ」とギグスに謝罪を求めた。