ACミランのベルルスコーニ会長が、イタリア代表FWマリオ・バロテリ(23)の移籍話が延期されたことを打ち明けた。4日付の英デーリーメール紙などが報じた。

 W杯前に、バロテリは来季からアーセナルに2800万ポンド(約49億円)で移籍するはずだったという。しかし、イタリアは1次リーグ敗退し、バロテリも1得点のみと活躍できず市場価値が落ちた。

 ベルルスコーニ会長は「イタリア代表として敗退したのだから、バロテリに入札するクラブなどないだろう」と、バロテリの放出と移籍交渉が引き延ばされたことを明かした。

 ACミランも気まぐれなバロテリを今オフに放出したい意向だという。