パリサンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、古巣のユベントスに復帰することを希望しているようだ。同選手の元指導者が明かしている。

 2004年夏にアヤックスからユベントスに移籍したイブラヒモビッチは、加入初年度からエースとして君臨し、リーグ戦35試合に出場して16ゴールを記録。クラブにスクデットをもたらすと、続く2005-06シーズンのセリエA優勝(シーズン後にカルチョーポリで剥奪)にも貢献した。しかし、カルチョーポリの影響でユベントスが2部に降格し、イブラヒモビッチはインテルミラノに移籍していた。

 現在はパリサンジェルマンでプレーしているイブラヒモビッチだが、近いうちにユベントスに復帰することを望んでいると、スウェーデンのクラブであるマルメのユース時代に同選手を指導したステファン・ハンソン氏が明かしている。イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」が現在インドネシアのミルタ・クカールで指揮を執るハンソン氏のコメントを伝えた。

 「2、3日前にスカイプで話したら、今年でなくても来年にはユベントスに戻りたいと言っていたよ。お金の問題じゃないんだ」。

 ユベントスは先月、過去3シーズンにわたりチームを率いたアントニオ・コンテ前監督が退任。後任にはACミラン時代にイブラヒモビッチの指導経験があるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が就任していた。【超ワールドサッカー】