元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏(39)が、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱を予防するためのビデオ映像に、ユニセフの親善大使として出演すると、12日付の英サン紙が報じた。

 映像では、清潔に保つことでエボラ出血熱の流行を抑えられると、説明するという。シエラレオネ、リベリア、ギニアなどの西アフリカで放映される予定。

 シエラレオネサッカー協会のイシャ・ジョハンセン会長は「シエラレオネでは、サッカーは宗教のようなものです。すべての男性、女性、子供たちがプレミアリーグの選手やチームに夢中になっていますが、特に人気なのがデービッド・ベッカム氏です。彼の思いやりのあるメッセージは西アフリカ中に届けられるでしょう。また清潔に保つなどシンプルな行いは、このような病気と戦う上でとても重要なものとなってくるでしょう」と話し、歓迎しているという。