<セリエA:インテル2-2シエナ>◇11日◇ミラノ
インテルが痛恨ドローで、3連覇を最終節まで持ち越した。シエナとのホーム戦で前半12分、ビエラが頭で先制弾。1-1で迎えた前半終了間際には、17歳のバロテッリが2点目を挙げたが、後半24分に追いつかれ、2-2で引き分けた。2位ローマが2-1でアタランタを下し、勝ち点差は1に縮まった。
終了間際、ヒメネスのシュートが何度もゴール上にそれた。最後は3トップで攻めたが、決定機を外し続けた。1-2で完敗した4日のACミラン戦に続き、2戦連続の足踏み。約8万人のサポーターから激しいブーイングを浴びた。
マンチーニ監督は「今日はスクデットを取れなかったが、ひどい試合をしたわけではない。早く点を取ろうと前がかりになっただけ。最後までやることはやる」と強気の姿勢を貫いた。ローマとは直接対決で上回っているため、勝ち点が並んでもインテルが優勝する。有利な条件だが、18日のパルマ戦に集中し、勝ちにいくつもりだ。
一方でローマは猛追ムードだ。ホーム最終戦での快勝にスパレッティ監督は「運もあり、良い試合ができた」と手応え十分。故障で離脱中のトッティも「最終節(カターニャ戦)は燃えるような90分間になる。失うものは何もない」とチームメートに託した。インテル3連覇か、ローマのV奪回か-。最終節に向けてカルチョの国が熱くなる。


