ロナウジーニョ移籍金25億円でミランに
魅惑のトライアングルが完成! ブラジル代表FWロナウジーニョ(28)の去就問題は、バルセロナからACミランに移籍することで決着した。15日に両クラブ幹部が会談し、大筋で合意した。11年6月30日までの3年契約。ミランは移籍金1500万ユーロ(約25億円)に加え、UEFA杯優勝か欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の場合、総額2250万ユーロ(約37億円)を支払う。カカ、パトとのブラジル人トリオで、昨季リーグ5位の名門が巻き返しを図る。
ロナウジーニョの移籍は、約10時間に及ぶ交渉の末に真夜中に決着した。15日午後11時すぎ、バルセロナ入りしていたミランのガリアーニ副会長がメディアの前に姿を現し「ロナウジーニョは明日(16日)の朝11時にミラノへ向け出発する。午後2時半から開始される合宿に合流し、メディカルチェックを受ける。それから11年6月30日までと書いてある契約書にサインするだろう」と発表した。
渦中にあったスーパースターも、満面の笑みでシャッターに納まった。
ロナウジーニョ やっとミランとサインできる。期待していたファンには長い時間かかって申し訳なかった。さまざまな憶測が飛び交ったが、僕はミランに行くと決めていた。自分の意思を貫けてうれしい。サッカー人生の新しい一章だ。
年俸は650万ユーロ(約10億7000万円)。4月に移籍騒動が起こり、複雑な経過をたどりながらミラン移籍までに3カ月を要した。ミランのオファー額とバルサの希望額が折り合わず、消滅しかねない状況だったが、最後はロナウジーニョの「プレーしたい」という気持ちに両クラブが折れた格好だ。
これでミランは「魅惑のトライアングル」を手にした。昨年の世界最優秀選手カカ、昨季鮮烈なデビューゴールを飾った18歳FWパトがいる。「攻撃はブラジル、守りはイタリア」という理想的なチームが出来上がった。過去2シーズンは不振続きだった英雄が、気心知れた仲間たちとのプレーによって完全復活できるか。「ミランでは最善の努力をしたい」。ロナウジーニョが出直しを誓った。
[2008年7月17日8時36分 紙面から]
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