<プレミアリーグ:マンチェスターC2-1ニューカッスル>◇28日◇マンチェスター

 強姦(ごうかん)容疑で保釈中の身にあるマンチェスターCのFWロビーニョが、ニューカッスル戦にフル出場し、1アシストで2-1の勝利に貢献した。相手サポーターから罵(ば)声が飛ぶ中、前半17分にスルーパスで先制点をおぜん立て。事件の影響を感じさせず、最後まで軽快なプレーを披露した。

 保釈中のロビーニョが、ピッチで「自由」を謳(おう)歌した。前半17分、絶妙の右足スルーパスでMFライトフィリップスの得点をアシスト。相手サポーターから罵声が飛ぶ中、2人は抱き合った。後半32分には追加点を挙げたFWベラミーを抱き上げ、再びブーイングを浴びた。ヒューズ監督は「起用に迷いはなかった。自分の仕事に集中していたし、精神状態はよかった」と話し、好プレーを称賛した。また事情説明を受けたブラジル代表のドゥンガ監督は「彼こそが被害者だ」とコメントし、ロビーニョを擁護した。(春日洋平通信員)

 [2009年1月30日8時17分

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