日本代表MF中村俊輔(30=セルティック)がパサーから「得点源MF」に進化する。セルティックに再合流するため、1日に離日。出発直前に今季残りの目標に個人的な得点力アップと、その結果として「2ケタ得点を達成したい」と話した。今季セルティックでは8得点、あと2点で自身プロ初のシーズン2ケタ得点になる。それに向けた明確なイメージも持っていた。
「ゴールまでのピッチ残り3分の1の部分に、いい形で入っていけば、自然と自己最多得点はいける」と中村俊。お手本は欧州のトップMFたちだ。「たとえばバルセロナだと(FW)アンリなどが前線でボールを持った時に(MF)シャビが積極的にゴール前に走り込む」。展開力だけでなく、得点力も併せ持つシャビを「ゴールへのイメージができているから、走るコースも的確」と評した。
「なぜ(チェルシーMF)ランパードはあんなに点を決めるのか、という意識でプレーを見るのが大事」と強調。「彼の目の前に、こぼれ球が偶然落ちている感じに見えるけど、そうではない。『落ちたら決める』というイメージで、ゴール前に入っていってる。そういう感覚を得たい」と続けた。
中村俊が開眼すれば、代表にも好影響がある。「1回コツを身につければ、点が入るのかもしれない。そうしたら、味方にもいろいろ言えるでしょ」と話す。身近なお手本になることで、日本の決定力を一気に高めることを狙っている。
[2009年4月2日8時36分
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