<オランダリーグ:NEC1-1VVV>◇29日◇ナイメヘン

 【中田徹通信員】VVVの日本代表MF本田圭佑(23)が移籍話を封印し、今季はチームに残留する決断を下した。1-1で引き分けたNEC戦後「(移籍は)期待していません。VVVを残留させたいと強く思います」と宣言した。

 オフにはPSVなどへの移籍話が浮上し、自らもより高いレベルでのプレーを望んだ。だが、話はまとまらず、移籍より目の前の試合に気持ちを切り替えた。

 この日、開幕からの連続ゴールは4戦で途切れた。相手のマークに苦しんだが前半32分にFWカラブロの先制点をアシスト。ここまでのチーム10得点中8点に絡んだ。それでも、本田は満足しなかった。

 本田

 今日で(連続ゴールが)途絶えたということは非常に悔しい。チームの力になりきれなかった。

 活躍次第では来年1月の移籍市場の目玉になる可能性もある。だが、まずはVVVの1部残留に貢献し、自分の評価を高めていく。

 [2009年8月31日8時23分

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