オーウェン終了寸前V弾/プレミア
<プレミアリーグ:マンチェスターU4-3マンチェスターC>◇20日◇マンチェスター
マンチェスターUが、FWマイケル・オーウェン(29)の劇的なロスタイム弾で、マンチェスターCとのダービーマッチを4-3で制した。後半45分に同点とされながら、ロスタイム突入から5分26秒。途中出場したオーウェンが右足でゴールを奪い、大熱戦に終止符を打った。近年は不遇続きで、今オフ電撃移籍した男が「伝統の7番」を背負って、チームに価値ある勝利をもたらした。
153回目を数える「マンチェスター・ダービー」で、後半33分から途中出場したオーウェンが主役の座を奪った。後半45分にマンCのFWベラミーに得点を許し、3-3の同点で終わるかというムードのロスタイム6分目。MFギグスのスルーパスをエリア内で受けると、追いすがる相手選手のチャージに体勢を崩しながらも、冷静にゴール右隅へ流し込んだ。
ファーガソン監督がベンチ前を子供のように走り回る中、オーウェンは両手を広げ、おなじみの「ワンダーボーイ」ポーズで喜びを表現。7万5000人を超える大観衆の視線を独り占めにした。「キャリア最高のゴールの1つだ。地元ダービーでの得点はただでさえ特別。でも、あれほど劇的なゴールを決められるなんて本当に信じられない。言葉では表現しきれないほど歓喜している」と興奮ぎみに話した。
昨季まで背番号7を背負ったC・ロナウドが、今オフにRマドリードへ移籍した。その穴を埋めるべくマンUへ電撃移籍したが、周囲の目は冷ややかだった。06年に右ひざ靱(じん)帯を断裂し、以降は故障続き。エースと期待されたニューカッスルで不振を極め、リーグ優勝4度誇る名門クラブを2部に落とした。イングランド代表からも08年3月のフランス戦以降約19カ月も遠ざかった。「もう終わった選手」とみられ、マンC戦前まではリーグ戦わずか1ゴール。完全にベンチ要員だった。
今夏1億2000万ポンド(約186億円)の大型補強を敢行し、チーム年俸は1億ポンド(約155億円)を超えるというマンC相手に、移籍金なしで加入したオーウェンが値千金の決勝ゴール。ファーガソン監督は「過去2週間、本来の鋭さを取り戻してきた。そろそろだろうと期待していたが、最高の仕事をしてくれた」。18歳で代表のエースに就いた「ワンダーボーイ」が、マンUの一員として認められた。(春日洋平通信員)
[2009年9月22日9時20分 紙面から]
関連ニュース
キーワード:
- マイケル・オーウェン
このニュースには全0件の日記があります。
- アリス坂田は出場機会なし/ギリシャ [28日12:35]
- バーミンガム劇的ゴール/イングランド杯 [28日10:27]
- 長友、右でも「楽しくできた」/セリエA
[28日09:39] - バーミンガム48季ぶりV/イングランド杯 [28日08:19]
- 長友、右サイドで奮闘勝利貢献/セリエA
[28日08:30]
- 協会ベストメンバー組まないと/U23 (セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」) [2月6日]
- 「キリン杯を海外で」 (ザック語録) [12月21日]
- 長所消されたネイマール/クラブW杯 (セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」) [12月19日]
- サントスは戦術ミス/クラブW杯 (熱血秋田塾) [12月19日]
- 「バルサとやれる」ではなく「戦う」/クラブW杯 (セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」) [12月15日]

ソーシャルブックマーク