ACミランのイングランド代表MFデビッド・ベッカム(34)の手術を執刀するオラバ医師が15日、トゥルク市内でロイター通信の取材に答えた。同医師は「ボールが使えるようになるまで3カ月。全力でプレーするにはさらに1カ月かかるだろう」と見解を述べ、「もしアキレス腱(けん)が完全に切れていて、腱そのものが弱っているなら、牛の腱を患部に覆いかぶせるように移植して強度を上げることもできる」と奥の手があることを明かした。手術は約1時間を予定。イタリアの五輪スキー選手を治し「小さなミラクル」と呼ばれたが、「すべてはどのように断裂したか。患部の状態による」とも補足した。

 [2010年3月16日9時20分

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