日本代表MF本田圭佑(23)が所属するCSKAモスクワが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、セリエAで4連覇中の強豪インテルと対戦することが決まった。19日、準々決勝以降の組み合わせ抽選がスイス・ニヨンで行われた。CSKAモスクワは31日の第1戦をアウェー、4月6日の第2戦をホームで戦う。勝ち上がれば、準決勝でバルセロナ-アーセナルの勝者と対戦する。他の2試合はマンチェスターU-バイエルン、リヨン-ボルドーとなった。(春日洋平、波平千種通信員)

 本田が準々決勝で願ってもない相手と対戦する。名将モウリーニョ監督が率いるインテルは、CLの前身のチャンピオンズ杯を2度制覇した名門。また、昨季までの4連覇などセリエAを17度制覇している。そして、日本がW杯南アフリカ大会1次リーグで対戦するカメルーン代表FWエトー、オランダ代表MFスナイデルがいる。

 スナイデルとは因縁もある。昨年9月のオランダとの親善試合の際、本田がスライディングタックルで右足首を負傷させ、相手を病院送りにした。イタリアとは、1次リーグを突破した後の決勝トーナメント1回戦で対戦の可能性がある。本田は「CLはW杯のリハーサル」と話していたが、その言葉通りになった。

 インテル側からすれば「恵まれた組み合わせ」だ。抽選会に出席したパオリッロCEOも「油断は禁物。相手の本拠の人工芝はボールコントロールが困難で、技術的に劣るチームにアドバンテージがある」と言葉の端々から格下扱いをにじませた。一方、CSKAのババエフGMは「我々はベストを尽くす。サッカーに不可能はない」と16日のセビリア戦後の本田と同じ言葉で対抗した。

 抽選前に流されたチーム紹介VTRで、セビリア戦でのFKゴールが使われ、本田はすでに中心選手として認められている。CSKAに移籍したのはCLで強豪チームと対戦するため。セビリア戦前は「もう1つ上(準々決勝)だけじゃなく、もっとCLでプレーしたい」と話した。インテルを倒せば、再び世界を驚かせることになる。

 [2010年3月20日8時29分

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