8月からトルコの新監督に就任するフース・ヒディンク氏(63)が、トルコ人の両親を持つドイツ代表MFメスト・エジル(21)にうらみ節をこぼした。ドイツ紙ビルトに「彼が間違った国を決めてしまったことが残念だ。非常に近代的な選手だし、トルコ代表で我々にとって必要な選手になっただろうに」と悔しがった。一方でドイツで生まれ育ったエジルは「自分は生まれながらのドイツ人」と話していた。(中野吉之伴通信員)

 [2010年6月30日8時30分

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