日本代表MF本田圭佑(24)が所属するCSKAモスクワのリーグ第16節ディナモ・モスクワ戦が、記録的な猛暑による森林火災などの影響で中止になった。試合は8日(日本時間9日未明)にモスクワ近郊で予定されていたが、リーグはスパルタク・モスクワ-ゼニト戦を含めたモスクワ近郊での2試合の中止を決定。代替日程は調整中と発表した。

 この夏、ロシアは記録的な猛暑が続いている。特にモスクワでは7月中旬から観測史上最高気温を何度も更新。郊外に広がる泥炭層の自然発火や、森林火災が広がり死者も出ている。同市内では煙が広がって視界が極端に悪くなり、市民生活にも影響が出ている。選手、観客の健康面なども含め中止決定となった。CSKAは地下鉄連続爆破テロの影響を受け、4月にもゼニト戦が中止、延期となっている。

 [2010年8月8日7時56分

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