フランス2部グルノーブルの日本代表MF松井大輔(29)が9日、今季中はグルノーブルでプレーすることを明かした。「監督からも必要だと言われた。最下位なんで得点、アシストで活力になりたい」と話した。昨年末でロシア1部トムから保有権を持つグルノーブルに戻り、去就が注目されていた。松井はアジア杯で右太ももを痛めて離脱し、リハビリを続けてきたが、今週からチーム練習に合流。この日のミニゲームでも左足で鋭いシュートを決めた。12日の古巣ルマン戦ではメンバー入りが確実だ。「ずっと欧州にいます。自分を必要としてくれるところに行きたい。日本には帰りません」と現役中は欧州でプレーする考えを示した。(松本愛香通信員)

 [2011年2月10日8時47分

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