<スペインリーグ:バルセロナ4-0エスパニョール>◇5日◇バルセロナ
バルセロナFWリオネル・メッシ(24)が、今季リーグ戦の通算得点を前人未到の50に伸ばした。ホーム最終戦のエスパニョール戦で4ゴール。今季2度目の4得点で、75-76年にゲオルゲスク(ディナモ・ブカレスト=ルーマニア)が残した欧州1部リーグ記録の47得点を更新。本拠地で最後の指揮となったグアルディオラ監督にゴールをささげた。
メッシが4得点でグアルディオラ監督との特別な夜を祝った。前半16分に直接FKで先制点を奪うと、後半19分にはPKで加点。同29分には自陣からのロングパスを左サイドで巧みなトラップで受けて抜けだし3点目。そして後半34分、2本目のPKを決めると、同監督のもとへ駆け寄って熱い抱擁を交わした。
メッシの「大記録」を生んだのは同監督のおかげでもある。以前はケガが多かったが、監督の勧めで食生活を改善してケガに強い肉体を手に入れた。そしてそれまで主戦場だった右サイドから、3トップの中央で起用されると得点能力が爆発した。そんな恩師を「僕よりもペップ(監督の愛称)の方がバルサに重要」と常に尊敬。同監督の退団会見では主力選手が出席する中、「感情的な姿を見せたくなかった」と断るなど、退団を人一倍悲しんだ。
今季はリーグ50得点のほか、クラブ通算232得点の更新など新記録を量産。指揮残り2戦となった同監督はエースについて、「彼の心づくしに感謝したい。今季、彼が話題を独占したが私にはねたむこともできない。これからも彼がそうあり続けることを期待している」と誇らしげに話した。(山本孔一通信員)


