<オランダリーグ:フィテッセ3-1ユトレヒト>◇9日◇アーネム

 フィテッセのFWハーフナー・マイク(26)が、チームを13年ぶりの首位に押し上げる決勝点を決めた。高木善朗(20)所属のユトレヒト戦の後半41分。1-1から、右のクロスに中央で頭で合わせた。その後1点を加え勝利。暫定ながら00年11月以来の首位に立った。「良かった。1位ですよねぇ。点を取れば自信もつく。自分が点を取ると、みんな本当に喜んでくれるんで、もっと取りたい」とハーフナーは貪欲に言った。昨季終盤も優勝争いに絡んだが、1歩及ばず。今季はエースのボニーが抜け、チームを引っ張る立場になった。これで今季4点目と昨季以上の働きを見せるが、日本代表の欧州遠征ではお呼びがかからなかった。「4連休を楽しみます」。淡々と話したが、リーグ戦で結果を出し続ければ、日本代表に必要とされる力になる。