日本代表DF長友佑都(27=インテルミラノ)が5度目のセリエA開幕を迎える。31日のトリノ-インテルミラノ戦(日本時間9月1日)を生中継する「スカパー!」のインタビューに応じ、胸の内を激白した。未勝利に終わったW杯から既に心身ともに切り替え「心は燃えている。W杯での悔しさをぶつけたい。でも頭は冷静。何が足りないのか冷静に考えながら取り組めている」と明かした。開幕戦に向けて順調に仕上げているという。

 今季は名門クラブで副主将を任されており、既に米国で開催された国際大会のローマ戦では主将マークを巻いた。今季はDFラインよりも1列前での起用が増え、その試合でもゴールを決めた。「攻撃のアイデアを持って前と絡むことが増えているから成長を感じている」。昨季はかなわなかった同代表MF本田が所属するミランとの「日本人ミラノダービー」実現にも「日本人2人が出場したら名誉で、誇りのあること。勝利にこだわって互いに成長していきたい」と、共闘を誓った。