<欧州CL:アーセナル2-0ドルトムント>◇1次リーグD組◇26日◇ロンドン

 欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第5節第2日が各地で行われた。すでに決勝トーナメント(T)進出が決まっているドルトムント(ドイツ)は、アウェーでアーセナル(イングランド)に敗れた。日本代表MF香川真司(25)は途中出場した。

 ドルトムント香川は、試合終了の笛を聞くと夜空をあおいだ。2点を追いかける後半16分、FWラモスとともに投入された。同ロスタイムには、DFピシュチェクの縦パスを頭でそらし、ラモスがシュートを放つもGK正面だった。マンチェスターU時代以来のイングランドでの試合だったが、無得点。27日付のデアベステン紙(電子版)は「彼の印象を残すことはできなかった」と低評価だった。

 前半2分に先制を許すなど、16位に低迷するリーグ戦の不調を引きずった。「立ち上がりで失点するのは、勝てない流れになっている」と振り返った。主力のMFロイスが再び負傷離脱するなど、チーム状況は厳しい。「自分はピッチに出て、がむしゃらにやれることをやる」と話した。