[ 2014年1月31日8時33分

 紙面から ]団体戦に向けフィギュア会場には応援席が設けられていた

 団体戦は日本式を踏襲-。30日、フィギュアスケート会場のアイスベルク・パレスのリンク脇に、見慣れた10個の席が設けられていた。その数は6日からの団体戦の出場国数と同じで、仲間に直接エールを送るための応援席になるようだ。

 団体戦の発祥は、09年に日本で新設された国別対抗戦。男女シングル、ペア、アイスダンスの選手が滑り、順位ごとの順位点の合計で競い合う。過去3大会とも日本開催だが、その名物が応援合戦。滑らない選手はリンク脇の席に陣取り、扇子、風船などのアイテムを使い仲間を鼓舞する。舞台は五輪、場所もロシアとなったが、その日本スタイルを継承することになる。

 8日の女子ショートプログラム(SP)での起用が濃厚な浅田真央(23)にとっても、慣れた舞台。昨年の国別対抗戦では「リンクサイドの(仲間の)応援が後押しになる」と話しており、朗報になりそうだ。