<アジア大会>◇第3日◇21日◇韓国・仁川

 競泳の萩野公介(20=東洋大)が初のアジア大会で、上々発進した。午前9時5分に、男子200メートル自由形予選に登場。1分48秒99の2位で決勝に進出した。

 ロンドン五輪男子400メートル自由形金メダルの孫楊(22=中国)が1分48秒90でトップ。松田丈志(30=セガサミー)は1分50秒20で3位。08年北京五輪男子400メートル自由形金メダリストで今大会のプール会場に名前がつく韓国の英雄、朴泰桓(24)は1分50秒29の4位で通過した。

 萩野は35分後の9時40分に100メートル背泳ぎに登場。54秒86の3位で午後の決勝に進んだ。ロンドン五輪銅メダルの入江陵介(24=イトマン東進)が53秒87でトップ通過した。萩野は初日の個人2種目出場について「(35分間の)インターバルは、ちょっと長く感じた。もう慣れたものです」と忙しさを楽しむ余裕をみせた。最大8種目、萩野の多種目挑戦が始まった。