<世界陸上>◇16日◇ベルリン五輪スタジアム

 女子100メートル1次予選で福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒52で同種目で日本勢初の2次予選進出を決めた。1次予選は各組上位3選手と、タイム順に上位の5選手が2次予選に進む。福島は2組4着だったが、4着以下の選手ではトップタイムをマークした。

 高橋萌木子(平成国際大)は11秒75で7組4着に終わり、1次予選で敗退した。

 女子20キロ競歩は渕瀬真寿美(大塚製薬)が1時間31分15秒で7位に入り、日本選手として同種目初めての入賞を果たした。大利久美(富士通)は1時間33分5秒で12位、川崎真裕美(富士通)は失格に終わった。北京五輪覇者のオリガ・カニスキナ(ロシア)が1時間28分9秒で2連覇した。

 男子3000メートル障害の予選に出場した岩水嘉孝(富士通)は8分39秒03の3組9着で敗退し、女子やり投げ予選B組の海老原有希(スズキ)も54メートル81で予選落ちした。

 男子100メートルの準決勝は塚原直貴(富士通)が連覇を狙うタイソン・ゲイ(米国)やアサファ・パウエル(ジャマイカ)と同じ2組に入った。