世界ユース選手権短距離2冠のサニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高2年)が、男子100メートルの決勝に進出した。

 準決勝2組に登場して、追い風0・9メートルの条件下で10秒40をマーク。全体のトップで午後4時25分からの決勝行きとなった。午前の予選では追い風0・8メートル10秒60だった。サニブラウンの自己ベストは10秒28。

 サニブラウンと、準決勝同組だった中学記録の10秒56を持つ京都・洛南高1年の宮本大輔は10秒60で4着となったが、タイム順によって、滑り込みで決勝進出をつかんだ。