<第66回びわ湖毎日マラソン>◇6日◇滋賀・皇子山陸上競技場発着

 堀端宏行(24=旭化成)が2時間9分25秒で日本人トップの総合3位になり、今夏の世界選手権(韓国)男子代表に内定した。堀端は世界選手権出場基準となる2時間9分29秒以内を達成した。一般参加の堀端は「正直、タイムは全然想像がつかなかった。前の選手を意識せずに、自分が走りやすいように走りました。世界選手権では、今日よりいい走りができるように精進していきたい」と満足そうに話した。

 優勝は2時間6分13秒で独走したウィルソン・キプサング(28=ケニア)で、2位は2時間9分13秒でデリバ・メルガ(30=エチオピア)が入った。

 日本人選手では中本健太郎(28=安川電機)が2時間9分31秒で4位、箱根駅伝で「山の神」と呼ばれた今井正人(26=トヨタ自動車九州)は終盤に失速し2時間10分41秒の6位に終わった。