<陸上:世界選手権代表選考会兼日本選抜和歌山大会>◇24日◇和歌山・紀三井寺陸上競技場

 女子7種競技は中京大2年の桐山智衣(19)が5132点で優勝した。最終種目の800メートルで自己記録を約4秒更新するタイムで走ったことで、6種目目までをリードした本多綾(22=チームミズノアスレティック)を逆転した。「シニアの試合では初めての全国優勝です。素直に喜びたい」。試技の前にも笑顔を見せる選手だが「笑って力を抜いて競技をするのが私のやり方なんです」と理由を説明。競技を楽しむ姿勢が競技にもプラスになっている。