駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲全日本大学選抜駅伝(6区間44・5キロ)の開会式が9日、島根・出雲市で行われた。出場21チームのオーダーが発表され、エースが集まる1区には東洋大の「山の神」柏原竜二(4年=福島・いわき総合)、世界ユニバ1万メートル金メダルの早大・大迫傑(2年=長野・佐久長聖)、関東インカレ1万メートル覇者の東海大・早川翼(3年=福井・美方)らがそろった。

 また、優勝候補の一角・駒大は新人の村山謙太(1年=宮城・明成)を起用。駒大の大八木監督は「昨年は1区で出遅れた。今回は新人だけど思い切って選んだ」と期待を寄せた。レースは10日13時5分にスタートする。