<陸上:ロンドン五輪代表選考会兼全米選手権>◇24日◇米オレゴン州ユージン

 男子100メートルで、2004年アテネ五輪金メダリストでドーピング違反による資格停止から10年に復帰したジャスティン・ガトリンが追い風1・8メートルの好条件の中、9秒80で優勝した。世界歴代2位の記録を持つタイソン・ゲイは9秒86で2位に入り、ともに五輪代表を決めた。

 400メートルの男子は北京五輪王者でドーピング違反による資格停止から昨年復帰したラショーン・メリットが44秒12、女子はサーニャ・リチャーズロスが49秒28のともに今季世界最高記録で制し、五輪出場を決めた。