第62回別府大分毎日マラソンは3日正午、大分市高崎山・うみたまご前をスタートし、大分市営陸上競技場をゴールとする42・195キロのコースで行われる。レースを翌日に控えた2日、招待選手が大分市内のホテルで記者会見した。

 国内招待選手で最年長の佐藤智之(32=旭化成)は「故障もなく練習できた。しっかり粘り強く、先頭集団で勝負できるように頑張る」と抱負を語った。07年世界陸上大阪大会は、補欠から繰り上げ出場で13位に入った。大分・別府出身で、大分東明高から旭化成と九州一筋。自己ベスト(2時間9分43秒)は9年前に出したもので「タイムより勝負。上位に絡みたい」と地元の声援を受け、海風吹きすさぶコースを疾走する。