<全国高校バスケット選抜優勝大会:岡山学芸館76-73能代工>◇男子2回戦◇25日◇東京体育館

 優勝20回の名門・能代工(秋田)が岡山学芸館(岡山)に73-76で競り負け、10年ぶり2度目の初戦敗退となった。2メートルの外国人選手2人を筆頭に圧倒的な高さを誇る相手に、思うように得点できずに競り負けた。佐藤信長コーチ(39)は「ディフェンスは機能したが、シュート力が課題だった。こういう外国人選手のいるチームとやるときは、第4ピリオド前に10点差くらいないと厳しい。出直したい」と悔しさをにじませた。一方、勝った岡山学芸館の島田篤コーチ(41)は「高さを徹底的に使ってアドバンテージを取ろうとした。能代はそつのないプレーだった。でも終盤によく集中してくれた。試合で成長していくチームで、そこが出てくれた」と、うれしそうに話した。