悩めるリョウへ、米国の新星が熱いメッセージを送った。昨年の米賞金ランク22位リッキー・ファウラー(22=米国)が、ジュニア時代から戦ってきた石川遼(19)へ「マスターズで優勝争いをしよう」とエールを送った。同世代のファウラーは、石川にとって米ツアーで最も親しい選手の一人。2週連続して予選落ちが続く石川は、4月7日開幕のマスターズ(オーガスタナショナルGC)に向けて、28日に米ジョージア州オーガスタ入りする。
自信を喪失している19歳にとって、これほど励みになる言葉はないかもしれない。22歳のファウラーが、悩める石川へ熱いエールを送った。
「リョウは本当にいい選手だ。彼が僕を尊敬してくれているように、僕も彼を尊敬している。マスターズで優勝を争いたい。リョウと日曜日にバトルできたら最高だよ」。
石川にとっては、中学時代に日本のジュニア大会で一緒に回って以来、尊敬の念を抱いてきた親友でありライバルだ。米ツアーでもファウラーの名前がリーダーボードに載ると、他の誰よりも意識する。「正直、僕が頑張れば、これから何十年も戦っていける選手。リッキーは優しいし、僕を見かければ声をかけてくれる。リッキーと話をしているとアメリカでやりたいと思うし、そう思わせてくれる選手」と認めるほどだ。
最大目標のマスターズを前に、石川は米ツアーで2週続けて予選落ちし「ここまで結果が出ないと、目の前のことが信じられなくなってる」と自信を失った。だが、ファウラーは「まだリョウは若い。まだまだ時間はある」と“焦りは禁物”と助言する。
28日にオーガスタへ移動する石川と同じように、ファウラーも初出場のマスターズへ向けて28、29日と会場のオーガスタナショナルGCをラウンドする。「とても興奮しているよ。マスターズは人生の目標のひとつだったからね」と笑顔で話した。
石川も大一番へ態勢を整え、良きライバルのエールに応えたい。


