<男子ゴルフ:レクサス選手権>◇最終日◇8日◇茨城・大利根CC(7011ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 2打差3位から出て優勝した武藤俊憲は、前日に「明日は最終組に遠慮しないで、ガンガン行きます」と話した通りの猛チャージだった。2番、3番の連続バーディーが先制パンチ。最終組の丸山茂樹、金庚泰、ウェイン・パースキーが、緊迫したムードの中で互いにけん制し合うように伸び悩むと、武藤は後半の10番から14番の5ホールで4バーディーを奪って勝負を決定づけた。

 マイペースを貫けたのがよかった。「最終組の1組前で回ったのも勝因でした。最終組で丸山さんと一緒だったら、同じゴルフができたかは『はてなマーク』です。どうしても丸山さんのゴルフを見てしまうから」。同時に、先行逃げ切り型より追い上げ型ともいう。「僕は具体的なエサがぶら下がっていると、ターゲットがはっきりしてやりやすいから」。ショットやパットとともに、試合展開も会心だった。