夫婦和解よりゴルフ?
不倫スキャンダルで大会出場を自粛中のタイガー・ウッズ(34=米国)が16日(日本時間17日未明)、4月8日開幕のメジャー初戦マスターズ(オーガスタ・ナショナルGC)で復帰すると自身の公式サイトで発表した。もっとも「私生活でやらなければいけないことはたくさんある」と声明文に記すなど、エリン夫人との関係修復には至っていない様子。公私ともに完全復活となる日は、当分先になりそうな気配だ。
傍観者として、マスターズを迎えることはできなかった。ウッズは公式サイト内で「マスターズは初めて勝ったメジャー大会で特別なもの。プロとして立たなければいけない場所だ」と、復帰戦に大舞台を選んだ理由を説明した。不倫スキャンダルにまみれたスーパースターが、約5カ月ぶりに本来の場所に戻る。
スポーツ界だけでなく、社会問題にまで発展した騒動。マスターズでの復帰が決まったとはいえ、私生活の問題が解決したわけではないようだ。声明の中でウッズは「復帰しても、私生活でやらなければならないことはたくさんある」と、夫婦関係も含め、乗り越えなければいけないハードルがあることを認めた。
ニューヨークポスト紙は16日、騒動勃発(ぼっぱつ)以来、初めてエリン夫人とのツーショット写真を1面に載せた。同紙によると、2人は米フロリダ州にある自宅近くの公園を散策中だったが、エリン夫人はウッズの1メートル以上、後ろを歩き、ほとんど言葉も交わすことはなかったという。夫婦の関係修復が難航していることをうかがわせる。
米情報サイト「レーダーオンライン」によると、離婚申請手続きを中止したエリン夫人は、ウッズの精神面のリハビリ治療にも参加するなど、関係修復に努力し、近いうちの同居にも同意している。だが、結婚指輪は外したままで、不倫女性の中にポルノ女優がいた事実も許せずにいるという。関係者は「裏切られた人間と親密になるには長い時間がかかる。今の彼女にとって、夫婦関係の肉体的な部分というのが、非常に難しい」と話したという。
4カ月にわたった騒動の終着点としてマスターズでの復帰は、大きな話題を呼ぶ。これまで以上の注目を浴びる中、ウッズはプレーで汚名返上を図る。しかし夫婦関係の修復はそれ以上に難しいのかもしれない。


