不倫騒動を経て、マスターズ(4月8日開幕)で復帰することを発表したタイガー・ウッズ(34=米国)が、エリン夫人に対し、3億ドル(約270億円)で謝っていたと、21日の英サンデー・エクスプレスが報じた。夫妻に近い関係者の話という。それによると、ウッズはまず謝罪金として1億5000万ドルをエリン夫人に支払い、さらに今後2年間、結婚を維持できた場合に、さらに1億5000万ドルの「ボーナス」も約束しているという。

 また、ウッズは米スポーツ専門チャンネルESPNのインタビューに応じ、「偽りの人生を生きていた」と自己批判。復帰戦となるマスターズについては「正直に言うと、少し緊張している。試合では、パラパラッと少しばかりの拍手が聞けたらいいなと思う」と話した。加えて、「治療をやめるということではない」と、プレーしながらセックス依存症の治療を続ける考えを示した。