<高校ラグビー:黒沢尻工27-15札幌山の手>◇30日◇2回戦◇花園

 Bシードの黒沢尻工(岩手)が、苦しみながらも初戦をものにした。前半に先制するも、後半5分にPGで15-15と追いつかれ、苦しい時間帯が続いた。8分、27分のトライで逃げ切ったが、FW戦では終始、劣勢を強いられた。高橋智也監督(37)は「FW戦で、相手をつぶしていけるようにならないと。迫力不足だった」と3回戦に向けた修正点を挙げた。