千葉市の幕張メッセで今秋開催する第41回東京モーターショーの開催期間が当初予定の17日間から13日間に短縮されることが23日、明らかになった。主催する日本自動車工業会(自工会)が24日に発表する。

 自動車の販売不振による業績悪化を受け、経営危機の米ビッグスリー(自動車大手3社)など不参加の自動車メーカーが相次いでいるため。展示面積も2007年に開かれた前回と比べて大幅に縮小する見通しだ。

 東京モーターショーは近年は2年ごとに開かれており、05年は17日間と従来より延長したところ入場者数が増加。このため、07年も開催期間を17日間にしたのに続き、今回も10月23日から11月8日までの17日間にわたる開催を計画していた。

 しかし、自動車メーカーの出展見送りによる収入減に直面し、期間短縮や規模縮小を迫られることになった。自工会は「現段階では、具体的な開催概要をコメントできない」としている。(共同)