F1のフェラーリが15日、国際自動車連盟(FIA)が導入を決めた来季からのコスト削減策を撤回するように求める訴えを、フランスの裁判所に起こしたことが明らかになった。

 FIAは年間予算を4000万ポンド(約61億円)以下に抑えたチームに、技術面でのアドバンテージを与えるとする決定を打ち出したが、フェラーリ、トヨタなどが反発してF1からの撤退を示唆。15日にFIAとチーム側との話し合いが英国で行われたが不調に終わっていた。