ラグビーの大学選手権で6連覇し、日本選手権ではトップリーグのNECを破った帝京大が19日、都内の百草グラウンドで練習を行い、4月入学の新1年生が合流した。

 18日には入寮式を行い、この日から筋力トレーニングやストレッチ法などを上級生に教わった。20日には本格的に練習に参加する。

 中でも注目は、今年1月の高校ラグビーで奈良・御所実の準優勝に貢献した、高校NO1WTB竹山晃暉(18)だ。175センチ、78キロと大柄ではないが、50メートル6秒0の快足ステップが武器にする逸材。「19年W杯、20年東京五輪で活躍するのが大きな目標。まずは1年のリーダーになってレギュラーをとること。4年生でのV10はかなり意識しています。大学4年間でラグビーも私生活も成長を積み重ねたい」と決意した。

 岩出雅之監督(57)も「竹山は春から試合に出てくるんじゃないかな。どこで使うか、私の責任も大きい。SOとかもやらせてみたいですよね。楽しみです」と期待を寄せた。