男子シングルス3回戦で第4シード、世界ランク5位の錦織圭(25=日清食品)が第32シード、同39位のビクトル・トロイツキ(29=セルビア)にストレート勝ちした。

 第1セット第1ゲームをいきなりブレーク。すぐにブレークバックされたが、ストロークで圧倒し第4ゲームから5ゲーム連取で第1セットを6-2で先取すると、第2ゲームも危なげなく6-2で取り、ストレートで63分で快勝した。

 錦織は「全体的にすごく良い展開ができた。初めからブレークが取れたりリターンも良かったので、今日はいいゲームだった。(トロイツキは)サーブが武器なのでストローク戦に持ち込めばチャンスが増えると思っていた。サーブも攻撃的にいっていたし、なるべく前に出るように心掛けていた。バックハンドからの展開がうまくでき、ダウンザラインにも思いきって打っていけている。ストロークに自信を持ってプレーできているので調子はいい」と、笑顔でコメントした。

 4回戦では第18シードで世界ランク20位のダビド・ゴフィン(24=ベルギー)と初対戦する。